イエス様と弟子たちの出会いは、突然のものであり、そこに何か感動的なエピソードがあるわけではありません。サッと終わっていきます。
出会いというものは大事だと考えがちな私たちですが、大切なのはそこで与えられる関係であり、出会いの瞬間そのものはそこまで大事ではないということかもしれません。
いたく平凡な日常の中で、救いに出会っていく。聖書とか信仰と言うと、どこか神秘的で遠い場所にあるもののように感じますが、実際には割と生活感のあるものだと感じます。生活を変えるのではなく、生活の中に存在してくれる。それが信仰の良いところなのかもしれません。
